防寒着の選び方

冬でも快適に走行するために必要

雪が降り積もる地域では現実的に無理な話ですが、その他の地域では冬でも通勤などでバイクに乗っている方も多いです。
真冬ではなくても、春先や秋にかけてはかなり体感気温が下がるため、しっかり防寒対策をしなければバイクに乗ることは難しい状況になります。
そこで、正しい防寒着の選び方を確認して気温が低い時でも快適にバイクを走行できるように準備をしておきましょう。

参考:http://bike.hirosato.net/16/18/

防寒ジャケット

防寒着の選び方で特に重視したいのが防寒ジャケットです。
防寒ジャケットは値段がまちまちで数万円から数十万円するものまで存在しています。
値段が高ければ高いほど良いというものではなく、機能性を重視して選ぶようにしてください。

特に重視したのは防風性で、バイクで走行している時に受ける風の冷たさをどれだけ防ぐことができるかが重要なのです。
ただでさえ空気が冷たいのに、スピードに乗って更に冷たく感じるため体に突き刺さるような冷たさを感じます。
防風性を重視するならバイク用ではなく、通常着るようなジャケットでも良いのではないかと感じる方も多いですが、もしも事故が発生した時のことを考えると危険極まりない結果になります。
やはり安全性も考慮しなければいけないので、バイク用で防風性の優れた防寒ジャケットを選択するようにしてください。

防寒ズボン

上半身だけでなく、下半身もしっかり暖かさを維持したいものです。
防寒ズボンに関しても商品によって価格が異なるものですが、安いナイロン製パンツを2毎重ねで履いても十分寒さをしのぐことは可能です。
あまりゴワゴワした着心地は避けたいという場合には防寒性に優れたオーバーパンツを1枚用意しても良いでしょう。

いずれにしても、足元の裾がしっかり隠れるタイプを選択してください。
裾から入り込む冷たい風が体温を急激に下げる原因になるため、しっかり足元までカバーできるタイプを選んでください。

手袋、ネックウォーマー

手首や首から入り込む風もしっかりガードしたいので、冬用の手袋と合わせてネックウォーマーも準備しておきましょう。
手袋は夏用と比較するとかなり防風性や防水性に優れており、寒さにも強い作りになっています。
手袋は2枚履いていれば十分だと考えている方も多いですが、時間が経つほど寒さが伝わってくるものです。
ネックウォーマーもできればバイク用のネックウォーマーを準備しておくことをおすすめします。

インナーの必要性

防寒着を選ぶ際にはインナーもしっかり着用すると暖かさが違います。
外側から風を防ぐだけでなく、しっかり内側から体を温める工夫も必要です。
冬用のインナーウエアは暖かさが持続する高機能な商品が市販されていますので数枚確保しておけば重宝します。