グリップヒーターの種類

冬季間の手元を温めるグリップヒーター

冬季間の寒い時期にバイクに乗るときに大変おすすめになるのがグリップヒーターです。
グリップヒーターは文字通りバイクのグリップ部分に設置するグッズで、グリップ部分に電熱構造をつけることで常に温かく手元を保つことができます。

グリップヒーターは大型のハイスペックバイクでは純正品として最初から搭載されているモデルもあります。
旧車やもともと搭載されていないタイプのバイクであっても比較的簡単に設置することができるので、もし冬季になって手元が気になるようならぜひ設置をすることをおすすめします。

グリップヒーターとして販売されている製品には大きく「既存のグリップに上から取り付ける」か、「グリップ全体を交換する」かという分類があります。
簡単に取り付けをすることができるのは上からカバーをつけるタイプですが、こちらは耐久性があまり高くないのであくまでも短期間に使用をするということで考えた方がよいでしょう。

より日常的に使用するのであればグリップ部分全体を交換するタイプがおすすめです。
その場合、現在使用しているグリップのゴム部分をとりのぞき新たにヒート機能付きのグリップを装着し電装部分へとコネクタを配線接続していきます。

グリップ部分の交換自体はそれほど難しくはないのですが、配線方法に苦労をすることがあり、適切な電力を確保するためにそのバイクの取扱説明書を参考にしながらどの配線から電気をとるか考えていかなければいけません。

人気の高いグリップヒーター製品として、「デイトナ グリップヒーター」があります。
こちらはバイクグッズメーカーでおなじみのデイトナによる製品で、手軽にシート部分を巻き付けておくことで手元を温めることができます。

価格も定価4376円(2019年2月時点)とお手頃なので、これからヒートグリップをつけようかどうか迷っている人が、とりあえずどんな感じか試すために購入をしてみてもよいのではないかと思います。

巻き付けタイプのヒートグリップは他にもキジマやジェネリックヒーターハンドルグリップといったものがありますが、価格がかなり幅があるのでどういった用途で使用するかや電源をどこから取得するかにより選んでいくことをおすすめします。

一方グリップ全体を交換するタイプのヒートグリップとしては「エンデュランス グリップヒーターセット」があります。
こちらは一見取り付けが難しそうですが、説明書の通りに行えばそれほど難しくないことも多いのであまり構えずに挑戦してみてもらいたいです。

グリップヒーターの活用シーン

グリップヒーターは積雪や氷点下の気温になる非常に寒い地域だけでなく、関東以南の地域でも肌寒くなってきた頃におすすめです。
というのも運転をしていると強く風が吹きつけるので、手元を守ることで安全に運転をしていくことができます。