持ち歩き用工具

ツーリングの際には必携!

バイクの醍醐味といえばツーリングに出かけることですが、走行中に何らかのトラブルが発生した時に備えて最低限の工具を用意することが大切です。
すぐに整備工場が目の前にあるような場所でトラブルが発生したなら対応してもらえる可能性もありますが、周囲を見渡しても民家すらないような場所で自動車の横行の少ないような道路でトラブルが発生すると自分で何とか対応しなければならない事も予想されます。
不測の事態に備え、最低限の持ち歩き用工具を用意しておきましょう。

参考:http://www.h4.dion.ne.jp/~default/tools_on_bike.html

複数サイズのレンチ類

標準車載品としてレンチが準備されている車種もありますが、本当に簡易的なものなのであまり期待しない方が良いでしょう。
普段のメンテナンスでも活用できるコンビネーションレンチで使用頻度の高いサイズはいざという時に備えて持ち歩くことをおすすめします。
また、ソケットレンチやソケットも複数サイズとエクステンションバーもあれば便利です。
ドライバー類もよく使用するサイズを準備しておくといざという時に役立ちます。

この他にニッパやプライヤー、バイスグリップ、ビニールテープなども用意しておくと良いです。
これらの工具はあると必ず役に立つものばかりなので、持ち歩き用の工具として忘れないようにしてください。

タイヤの緊急トラブル向け工具

自動車の場合はスペアタイヤを搭載している場合もありますが、最近発売されている車種はスペアタイヤを搭載することもなくパンク修理キットを用意している場合が多いです。
バイクも同様で、スペアタイヤを搭載するわけにはいかないので、突然パンクしたという場合には応急処置としてパンク修理キットで対応しなければいけません。
悪路を走行するツーリングの際にはパンクの危険性が高くなるため、必ずパンク修理キットを用意しておきたいものです。

また、パンクはしていなくても空気が足りなくなってしまうというトラブルが発生することも予想されます。
長距離走行をする前にはしっかり空気圧をチェックしておきたいものですが、準備を怠っていて空気が足りなくなる場合も多いです。
ガソリンスタンドに駆け込んで空気を入れてもらおうと思っても、バイクには対応していない場合が多く、うまく空気を入れられない場合があります。

そこで、エクステンションエアーバルブという小さな部品を持ち歩くようにすると、ガソリンスタンドにある空気入れでも対応できるようになります。
決して邪魔になるような大きさではないので、ぜひ持ち歩き用工具に入れておきましょう。

この他に工具ではありませんが、ツーリングの際に持ち歩きたいグッズとしておすすめなのがチェーンオイルです。
長距離走行をしているとチェーンから異音が聞こえる場合があるので、定期的に注油をしてチェーンを守るようにしてください。