充電切れの心配なし!USB電源の取り付け方

バイク用USB電源とは

ここ最近のバイクの新車の装備として人気が高くなっているのが「USB電源」です。
有名なところでは2018年に発売となったハーレー・ダビッドソンのビッグツインモデルでは、USBがオプションではなく標準装備品となっています。

USBソケットが装備されているバイクでは、スマートフォンやタブレットを接続して電源を確保することができます。
バイクツーリングでは今やスマートフォンはマストアイテムとなっていますが、普段と同じ気持ちでガンガン使っているとあっという間に電源がなくなってしまいます。

スマホの電池切れはかなり深刻なのであらかじめモバイルバッテリーを持ち歩いている人もいますが、その場合スマートフォンが非常にかさばってしまうのでなかなか思うように使うことができなかったりします。

そこで走行により自動的に電気を充電することができるバイクからUSB電源を確保することにより、電池切れの心配なくスマートフォンを使っていけるというメリットがあります。

バイクのカスタマイズでも電装機器の追加は非常に人気が高く、便利な製品がバイクショップで取扱されています。
USB電源もそうしたものの一つで、もし標準装備ではないバイクであっても簡単なDIYで取り付けをしていくことができます。

もちろんバイクショップや修理工場でも取り付けを請け負ってくれるので、あまりカスタマイズに自信がないという人は素直にそちらに依頼をしてみるとよいでしょう。

バイク用USB電源には大きく「ACC連動タイプ」と「バッ直タイプ」の二種類があります。
「ACC連動タイプ」というのは比較的取り付けが簡単で、エンジンがONになった時のみ電力を供給することができるものです。

もう一つの「バッ直タイプ」というのはバッテリーから直接電力を供給するというもので、停車をしていても内部に蓄電されている電気を使用することができます。
バッ直の場合は配線方法が非常に難しくなるので、かなり電気類に詳しくない人でないとDIYで設置するのは厳しいでしょう。

またバッ直では停止しているときにUSBをつなぎっぱなしにしていると当然電力がどんどん消費されているので、本来の走行に必要な電力が確保できなくなる危険があります。

用途、取り付け方

「ACC連動タイプ」の場合、位置的に近いヘッドライトの配線の一部を枝分かれさせることで簡単に取り付けができます。
「バッ直タイプ」の場合はバッテリーから直接電源を確保する必要があるので、シート下から専用の配線を伸ばしてこなければいけません。

伝送機器を装備するときに気をつけたいのが、バイクはDC12Vであることから直接スマホにつなげてしまうと規格の違い(スマホはDC5V)により故障をしてしまう危険があるということです。