ツーリングメッセンジャー

マスツーリングの悩み

ツーリングといえば、マスツーリングと言われる複数人で走るツーリングが魅力です。
一緒に出掛ける仲間がいることは心強いですし、走っていてトラブルが起きても対処がしやすいです。

そして一緒の時間を共有できる仲間がいることは楽しさが2倍にも3倍にも膨らみます。
美しい景色や気持ちの良い道、美味しかったご飯といったものも一人では感動が伝えられずやきもきすることも少なくありません。
仲間がいることでその感想を分かち合うことができ、さらに思い出が深いものになるのです。

しかし、マスツーリングの難しいところはコミュニケーションをとることです。
自動車の場合には走りながら助手席にいる人同士で電話をして話をしたりハンズフリー通話でのやり取りや片手での合図を送ったりということもできます。
しかし、バイクでは常に両手がふさがっているためにコミュニケーションが取れません。
そのため途中で休憩をしない限り予定のすり合わせができないですし急な予定変更が難しいです。

マスツーリングの味方、ツーリングメッセンジャー

ツーリングメッセンジャーはライダー同士がコミュニケーションをとることができるiPhone向けのアプリです。
今まではうまくできなかった走行中のコミュニケーションがとりやすくなります。

今までは一緒に走っている途中で信号待ちによってはぐれてしまったりバイク性能の違いでスピード差がついてはぐれてしまったりすることも多くあり、そのようなときの待ち合わせで困ることも少なくありませんでした。
そのようなとき、このアプリがあれば友達がどこにいるかを把握することが可能です。

また、アプリ内でスケジュールを調整することもできます。
どこに行くか、何時に集合するかといった予定を確認しアプリ内で皆で共有することができるのでスケジュールを皆に連絡する手間が省けます。

ツーリングイベントに参加している人たちはイベントが始まったら詳細画面から参加するを選ぶことによって位置共有ができるので途中で移動している様子が確認できます。
万が一はぐれても途中で追いかけやすいです。

ツーリング中の感情をつぶやきで残したり、あしあとを残したりといったこともできます。
思い出として共有することもできますし、自分自身の旅行メモにもなり使い勝手が良いです。

便利なアプリですが運転中に操作すると危険ですから必ず停まってから操作をするようにしましょう。
また通信量は自己負担です。

また、iPhoneに向けてのアプリでありAndroidは非対応です。
そのためツーリングメンバーにAndroid携帯の人がいる場合にはどのように対応するかを考える必要があります。
メンバーが疎外感を感じることないように対応することが必要です。