低温やけどから体を守るグッズを紹介

バイク乗りは低温やけどしやすい環境にいる

意外と知られていないことですが、バイク乗りにとって低温やけどは避けては通れない深刻な問題です。
低温やけどというのは、40℃〜50℃の低い温度に長時間皮膚がさらされることによって起こるやけどのことで、自覚症状がすぐには出にくいため、発見が遅れてしまうおそれがあります。
特に気温の高い夏場は、ロングツーリングで低温やけどに悩まされるライダーも少なくありません。
ライダーは常に低温やけどをしやすい環境にいることを自覚し、それなりの対策を施すことが大切でしょう。

ライダー本人も気が付かないうちに、やけどが皮膚の深部にまで浸透してしまい、重症化しやすいのが低温やけどの特徴です。
バイクに長時間乗っていると、どうしてもフレームやマフラー、エンジン、マフラーなどの熱によって皮膚に負担をかけてしまうことがあります。
ライダー本人としても、すぐに身体を離すほどの熱さではないため、「ちょっと熱いな」とは思っても、そのまま乗り続けてしまうために低温やけどが進行してしまうというのが現状なのです。

低温やけどから身体を守るグッズ

ヒートガードなどのグッズを使用することによって、低温やけどから身体を守ることが可能です。
低温やけどを防ぐグッズとして特におすすめなのは、DEGNER(デグナー)から発売されている「ヒートガード(COW)」です。
デグナーは1987年に京都で創業されたバイクパーツメーカーで、よい製品を修理しながら何年も使用することをコンセプトに、クオリティの高いアイテムを生産・販売しています。

デグナーのヒートガードは右脚用「CH-6」と左脚用「CH-7」があり、身につけることによってエンジンの熱から太ももを守ることができます。
価格のほうは左右のセットで19,800円とそれほど安くはありませんが、本革の持つメリットを最大限に活用し、安全で快適な走行をできる点がメリットです。
カラーはブラックとアーミーグリーンの2色展開で、サイズはワンサイズ(フリーサイズ)です。

面ファスナーによって簡単に装着できるだけではなく、小物入れに便利なフラップポケットも付いており、実用的な仕上がりとなっています。
ベルトから吊るして巻くデザインになっているので、男性でも女性でも手軽に使用することができます。

インナーパーツとして低温やけどに有効なアイテムとしては、Poi Desighs(ピーオーアイデザイン)から発売されている「HEAT BLOCK インナーパンツ」もおすすめです。
ストレッチ性に優れているだけではなく、吸汗・冷感素材が使用されているので、夏場のツーリングにもぴったりのアイテムです。