全日本ロードレース選手権

日本で最高峰のモーターサイクルレース

モータースポーツは他のスポーツにはないスリルと迫力を感じることが大きな魅力です。
複数のライダーが一斉にスタートし、一番の競い合っている様子は鬼気迫るものがあり、観戦している方も手に汗握るレース展開になるものです。
ライダーにとってはこのようなレースに参加することは大きな目標でもあり、参加できることは大きな栄誉にもなります。
日本でも様々なモーターサイクルレースが行われていますが、その中でも最高峰クラスになるのが全日本ロードレース選手権です。

参考:http://www.superbike.jp/

クラス別の内容

この選手権では、クラス別にレースが行われています。
日本国内だけでなく、海外からも参加する最新のマシンと最強のライダーが集結して高度なレース展開を繰り広げるのがJSB1000です。
JSB1000の結果次第で鈴鹿8耐へ繋がることになることもあり、気迫溢れるレース展開が予想されます。

4ストローク600ccのクラスとして2010年に新設されたJ-GP2は、Moto2クラスに繋げるためのクラスとして注目されています。
また、J-GP3については単気筒4ストローク250ccの新しいカテゴリで、Moto3クラスに繋がることになります。
マシン差が少なく、ライダーの経験値も若手からベテランまでが揃って市販車に最も近いクラスになるのがST600です。

クラスによって異なるレース展開になっており、この舞台をきっかけにして世界で活躍するレーサーへと成長する人も多いです。
日本国内から海外へ活躍の場を広げたいと考えている方にとって夢の舞台になります。
それぞれのクラスで見どころがたくさんあるのでバイクが好きな方は必見のレースです。

独自のルール

全日本ロードレース選手権は、各シリーズの獲得ポイントをトータルした結果で年間王座が決定することになります。
それぞれの結果の積み重ねによって一年間の頑張りが決まることになるため、毎回気を抜けない戦いになるところが、観戦する側にとっても程よい緊張感を与えてくれます。
順位によって獲得ポイントが変わることから、できるだけ上位にランクインして良い結果を出さなければ最終的なポイント数を稼ぐことができなくなります。

全てのシリーズが終了した時点で、上位入賞した経験が多い人、最終戦で成績が上位に入っている人などの基準が定められており、その結果次第で最終戦であるMFJグランプリに出場できる参加資格を得ることになります。
一年間の集大成を修めるために相応しい大会になることから、何としてでも出場資格を掴みたいと必死に頑張っている方が多いです。
実際に走行するライダーにとっては、毎回気合の入ったレース展開をしなければいけませんが、観戦する側にとっても迫力のある光景を楽しめる貴重な機会になります。