鈴鹿8耐

国内最大規模のオートバイレース

バイクに乗っている人なら誰もが憧れを抱くレースといえば、鈴鹿8時間耐久ロードレースが有名です。
鈴鹿8耐とも呼ばれており、1978年に初めて開催されて以来ロードレースの世界では夏の風物詩的存在として多くの人に親しまれています。
鈴鹿市の人口を大きく上回る来場者が過酷と言われている8時間にも及ぶレースの状況を見守ります。

参考:http://www.suzukacircuit.jp/8tai/

世界に誇れるコース

鈴鹿サーキットは、三重県の鈴鹿市に存在しているレーシングコースなどがあるレジャー施設で、たくさんの人が楽しむことができます。
レース以外にも遊園地やホテルなどが存在していることから、幅広い年齢層の方が楽しめる場所です。
元々は日本でも世界に誇れるサーキットを作ろうとしてホンダが建設したものです。
ホンダの創業者である本田宗一郎氏が自社でサーキットを建設することを決断したことがきっかけだったそうです。

土地の高低差を利用して低速と高速のコーナーバランスが優れて難易度が高いコースとされています。
海外のドライバーからも高く評価されており、ぜひ鈴鹿のコースを走らせたいと考えている方が多いそうです。

世界一過酷なレース

鈴鹿8耐は世界一過酷なレースと言われるほどの大変なレースだと認識されています。
レース内容はその名が示している通り、8時間走行し続けて一番周回数が多いと優勝できるというものです。
世界各国でには8時間よりも長い24時間耐久レースが行われていることから、世界一過酷と言われるのは語弊があるのではないかと感じる方も多いはずです。
しかし、走行時間が8時間と他より短くても、スプリントレースに近いラップタイムを記録する世界を代表するようなトップライダーが参戦することで年々レベルがアップしたことが大きな要因になっています。

スプリントレースと同様に24時間も耐久レースを行うのは事実上不可能ですが、8時間なら実現できるかもしれないと感じさせることがライダーにプレッシャーを与える結果に繋がっています。
スプリントレース並のラップタイムを記録しながらも、8時間集中して運転しなければいけないのであれば過酷な状況になるといっても仕方がありません。
ペース配分を考えている暇もないほど、真剣に走行しなければいけないことから、実際にバイクを走行させているライダーだけでなく観戦している人たちにも緊張感を与えて素晴らしいレースが展開されるのです。

世界各国からライダーが集結し、凄まじいレースを繰り広げる様子をひと目でも見たいと、日本全国、世界中からたくさんのお客さんが来場します。
バイクが好きな人はもちろんですが、あまり興味がないという人にも感動を与えてくれる素晴らしいレースなので、ぜひあなたも一度観戦してみることをおすすめします。